児童養護施設退所者からのメッセージ

こんばんは!

本日はあたらしい党で月一回行っている「あたラボ」にて、児童養護施設出身でモデルや講演など幅広く活躍されている田中麗華さんをお招きし、ご自身の経験をもとにした講義をしていただきました。


あたラボは私が責任者として毎月のテーマや講師の方をお招きして開催させていただいております。


今回は、荒川区でも児童相談所と児童養護施設の開設が予定されている中で、当事者だからこそ分かる問題点や課題の指摘もいただきまして、新規開設予定自治体の区議として大変勉強になりました。



受講者からの質問にもありましたが、児童養護施設に入所してくる子は虐待などによって保護されて入所することが大半を占めると勝手に思い込んでいましたが、実際には6割ほどで様々なバックグラウンドがあることを知りました。

その他にも18歳の壁にぶち当たった経験や、児童養護施設退所後の支援が切れてしまうという課題も経験者の口から語られる言葉には重みがあります。


児童相談所や児童養護施設が開所をするとなると、どうしても議論は虐待をなくすことや保護時の対応に集中しますが、もちろんそれらも重要な課題であることは認識しつつ、退所後の生活や支援を含めた退所者の人生に寄り添った施策が必要なんだと感じました。


世田谷区ではふるさと納税を活用して児童養護施設退所者に対する支援政策を展開しているそうです。

都内では同じような施策は板橋区が採用していますが、その他の自治体では議論がなかなか進んでいないことを知りました。

当事者である田中麗華さんの口から語られるからこそ強い説得力があり、荒川区においても表面的な議論や政策展開ではなく、子供たちの人生に寄り添った政策が必要であることを確認できた講義になったと思います。


本日の講義をもとに、引き続き勉強をしていきます!



私の所属する地域政党「あたらしい党」では、毎月1回の定期街宣活動と共に、党員や塾生の方と共に議員も勉強をする政治塾「あたラボ」が毎月開催されています。

党員でなくてもご参加いただけますので、社会問題や政治に対して興味や関心のある方は是非一緒に問題を考えていきましょう(^^)

お問い合わせはあたらしい党HPまで!!



では、今日はこの辺で失礼します!!

みやもと 舜馬

荒川区生まれ 荒川区育ち。

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